風力発電

只今準備中です。

風力発電は発電時に二酸化炭素や廃棄物を出さないクリーンエネルギーシステムです。
従来の風力発電では、以下のような点をクリアする必要があります。

風の状況(=風況)のよい設置場所が望まれる

ブレード(翼)を回す風のエネルギーは「風速の2乗」に比例します。発電のためには、風況の良い設置場所が望まれますが、日本国内では設置場所が限られるという問題があります。

エネルギー源として不安定

自然界に存在する風を利用しているため、エネルギー源としては不安定です。

年間を通じて綿密な計測が必要

風況がよいと考えられる場所でも、夏場はまったく風が吹かないこともあるため、特定な場所での正確な風況を把握するには年間を通じて綿密な計測が必要となります。

磁気浮上型風力発電機は、従来の風力発電の課題をクリアした、優れた特性を持つ新しい風力発電機です

磁気浮上型風力発電機の特性

2種類の風車で無駄なく発電 風力低速時はサポニウス型、高速時はダリウス型のブレードで、エネルギーロスが少なく、安定して発電し続けます。風向きを選ばず、360度どこからの風にも対応。
騒音・振動・電磁波が少ない 回転する箇所に永久磁石を採用しているため摩擦が少なく、騒音が小さく済み(40db以下)、振動・電磁波も少なく、発電効率も高くなっています。
設置面積が省スペース ビルの屋上、険しい山間部、利用していない田畑、住宅の駐車場にも設置が可能です。狭小タイプ・3本柱タイプの2種類あり)
カットアウトが無い 高い発電量が見込める強風時や台風のときも発電できます。

カットアウトとは風速が上限を越えて早い場合、風車運転(発電)を止めてしまうことです

ベンチュリ効果で「発電量が2倍」

風の状況(=風況)のよい設置場所が望まれる

磁気浮上型小型風力発電機は、サボニウス型風車(風の抗力利用)とダリウス型風車(風の揚力利用)を組み合わせた小型風力発電装置ですが、2個並列のサボニウス型風車を3組のユニットとして略三角形に配置することにより、計算値で最大36倍の発電効率を得られます。これは、ベンチュリ効果によって増速されるものですが、磁気浮上型小型風力発電機の特許です。
また、略三角形のユニットは、360度の風に対応するため、1方向にしか対応しないプロペラ機とは異なり、無駄なく風をエネルギーに換えることが可能となります。

太陽光発電と風力発電の比較

風力発電は太陽光発電と違い、風さえあれば24時間発電。雨の日、夜も発電でき、発電量は1kwあたり1.75倍以上。自家消費、売電、どちらの場合も有利です。

プロペラ式風力発電と磁気浮上型風力発電の比較

プロペラ式は、一定方向の風のみ受けます。そのため風向きによって方向を変える必要があり、方向を変えている間に発電のチャンスを逃します。
また、首を回す仕組みのため、経年などの影響で、構造強度を高く保つことが難しくなっていきます。
磁気浮上型風力発電機は、いろいろな方向からの風を受けることが出来る構造なので、発電のチャンスを逃しません。構造的にも強度を保つことができ、メンテナンスの手間がかかりません。

磁気浮上型風力発電機の仕様

2軸式垂直軸磁気浮上型風車 3000W仕様書(売電用) 600W仕様(自家消費型) 300W仕様書(自己使用型)
サイズ W:4160mm H:4570mm 本体680kg W:1320mm H:1540mm 本体50kg W:1240mm H:1100mm 本体30kg
材質 ブレード:アルミ合金 塩害対策有
定格出力 3000W 13m/s 600W 12m/s 300W 10m/s
定格回転数 260rpm以上 550rpm以上 550rpm以上
起動速度 1.5m/s 1.3m/s 0.5m/s
カットイン速度 3.5m/s 2.7m/s 2m/s
カットアウト速度 15m/s 15m/s 16m/s or 700rpm
耐久瞬間速度 瞬間最大風速60m/s 瞬間最大風速65m/s 瞬間最大風速65m/s
発電機種類 永久磁石界磁式三相交流(ブラシレス)
駆動方式 ダイレクト・ドライブ方式
ブレーキ方式 ソフト制御による電気的ブレーキ(3段階)

磁気浮上型風力発電機の利用法

災害時には避難誘導灯として、あなたの避難路を電光掲示板で誘導します。

災害時に、充電した電気を活用して災害対策ができる街・社会に

太陽光発電設備や小型風力発電を利用したハイブリッド街路灯は、環境に優しいエネルギーというだけではなく、災害による停電が起きても使用できるエネルギーです。
 
さらに蓄電システムと合わせることで、昼夜問わず電気を使用できます。(例えば、携帯電話の非成就運転100Vコンセント・USBポートから)
 
被災地の不安を拭う光となり、避難指定されている施設への配置が増えております(災害時の誘導灯として)
〈例〉避難誘導灯 仕様
風力発電システム:400W、太陽光発電200W、LED電光掲示板、防犯カメラ、パトロールランプ、サイレン(拡声器)、LED照明(20W×2)、充電用100Vコンセント&USBボード
蓄電池12V100Ah×8個約10kh/h